世俗詩人ダンテ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
詩人の想像力は何を幻視したのか?彼岸と此岸の相互関係を分析し、『神曲』に表現された独得の意味構造をみごとに把えた、クルツィウスと並ぶ、著名なロマニストによる記念すべき処女作。
ボルヘスの「神曲」講義 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「あらゆる文学の頂点に立つ作品」とボルヘスが讃える、ダンテの『神曲』をめぐる九つの随想。『神曲』全編のなかでも最も名高いフランチェスカの悲劇とオデュッセウスの冒険の挿話を論じた「慈悲深い死刑執行人」「オデュッセウスの最後の旅」。ダンテとベアトリーチェの再会と別離について語る「夢の中の出会い」「ベアトリーチェの最後の微笑」。ペルシャ神秘詩人とダンテとのえにしを探る「スィーモルグと鷲」ほか。「文学の専門家ではなく、一介の読者、作品を楽しみ、自分の読者たちにも一緒に楽しんでほしいと願っている、まさに快楽主義的な読者」の「心の震え」をあますところなく伝える著者晩年の隠れた傑作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
竹村 文彦
1958年生れ。東京大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ホメーロスのオデュッセイア物語 (-)
内容(「BOOK」データベースより)
「オデュッセイア」とは、「オデュッセウス物語」という意味で、一万二千百十行、二十四巻から成り、部下の将兵をひきつれてトロイア戦争に参加したイタケー島の王オデュッセウスが十年の年月をついやし、かずかずの冒険をかさねて、ようやく故郷にたどりつくまでの話をわずか四十日の事件にまとめあげた長篇叙事詩である。
ゲーテとキリスト教 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
ゲーテの世界観におけるヘイ・カイ・パイン(一にして全)は、禅の世界観に極めて近いものであり、現在の宗教的対立を克服する一つの方向性を示しているのでは…。ゲーテの宗教の複数の視点に自己をおき、ゲーテの宗教観の全体像をとらえようとする国際的神学者ヘルムート・ティーリケの著作『Goethe und das Christentum』の邦訳。
内容(「MARC」データベースより)
ゲーテの世界観におけるヘン・カイ・パイン(一にして全)は、禅の世界観に極めて近いものであり、宗教的対立を克服する一つの方向性を示している…。ゲーテの宗教の複数の視点に自己をおき、その宗教観の全体像をとらえる。
オイディプス王 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
オイディプスが先王殺害犯人の探索を烈しい呪いの言葉とともに命ずる発端から恐るべき真相発見の破局へとすべてを集中させてゆく緊密な劇的構成。発端の自信に満ちた誇り高い王オイディプスと運命の運転に打ちひしがれた弱い人間オイディプスとの鮮やかな対比。数多いギリシア悲劇のなかでも、古来傑作の誉れ高い作品である。
狂えるオルランド (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
爛熟するルネッサンスの想像力が生んだ驚嘆の一大叙事詩!悲劇的でありつつもコミカルで、抒情的でありながらも勇壮な、―すべての要素をまとめ上げ、ヨーロッパ文学を完成の極致にまで高めた、めくるめく恋と冒険の物語。
内容(「MARC」データベースより)
爛熟するルネサンスの想像力が完成させた、恋と冒険の物語にして、16世紀の一大ベストセラー。悲劇的でありつつもコミカルで、抒情的でありながらも勇壮で、当時のヨーロッパ文学を完成の極致まで高めた作品。
北風とたいよう (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
北風とたいようは、旅人の洋服をなんとかしてぬがせようと、お互いに“力くらべ”をはじめたよ。はたして、勝つのはどちらかな?
内容(「BOOK」データベースより)
あるとき、北風とたいようは、どちらが、たび人のようふくをぬがせることができるか、力くらべをすることになりました。さて、かったのは、北風でしょうか?たいようでしょうか?幼児から小学校低学年向。
キュロスの教育 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
理想的君主と仰がれたキュロスの生涯を語りつつ、政治、教育を論じる。連綿と読み継がれた書。本邦初訳。
内容(「MARC」データベースより)
大キュロスを理想的な王としてその生涯を歴史小説風に描写し、人間形成と政治・軍事上の教訓を与える、クセノポンの主著。連綿と読み継がれてきた書を、本邦初訳。
トロイア戦記 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
『トロイア戦記』はホメーロスの『イーリアス』と『オデュッセイア』を架橋する壮大な長編叙事詩である。作者は三世紀のギリシャの詩人クイントゥス。『イーリアス』のあとを受け、アマゾーンの女王の華麗な活躍、戦争の端緒を開いた王子パリスの末路、木馬作戦の顛末、絶世の美女ヘレネーの数奇な運命等、魅力あふれる多数の挿話をちりばめつつ、トロイア崩壊までを描く。本邦初訳。
著者紹介
【松田治】
1940年、鹿児島県奄美大島生まれ。東京教育大学文学部卒業(言語学)。東京大学大学院修士課程修了(西洋古典学)。現在、つくば国際大学教授。著書に『ローマ神話の発生』『アエネアスの冒険』『古代神話の英雄像』、訳書に『ギリシア神話の本質』(共訳)等がある。
神曲 下 岩波文庫 赤 701-3 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
ダンテは地上の楽園を離れ、ベアトリーチェに導かれつつ昇りゆき、地球に最も近き天より次第に遠き天に至り、遂に至高の天に達す。ベアトリーチェに代りて聖ベルナルドゥスの教えを受けまたその助けによりて至上の光明を仰ぎ、ここに最後の天啓を受く。
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